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チグハグナココロ
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作詞 天河 継深 |
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桜色の眩しさが 空虚な心を映し出す
見慣れたいつもの路でさえ
見果てぬ地平を見てるよう
熱帯の街を泳ぐ魚は 窒息しかけて口を開く
心は移ろい 意思は溶け 愛はなく
ただ真っ直ぐに泳いでいく 当てもなく
流れに逆らえず 釣られる事もなく
深く沈む事も 浮上する事も出来ず
オモシロオカシイ現実を
オモシロクモナク観察し
騙し 誤魔化し 仮面を被り
いつも 無理やり 笑顔を作り
この狭い水槽の中を 泳いでいく
ありもしない 安らぎを求めて
鉛色の大空が 狂気な光を遮って
見惚れたいつもの空でさえ
静かな闇間を思い出す
暗雲の街を羽ばたく鳥は 失速しかけて羽を広げ
心は固まり 意思は解け 愛はある
ただ真っ直ぐに求めて飛ぶ 当てはある
大気に身を任せ 堕ちゆく事もなく
高く飛翔して 地上に瞳を向けて
オモシロクモナイ現実を
オモシロオカシク睥睨し
心 茶化し 仮面を被り
いつも 装い 涙を隠し
この広い鳥篭の中を 求めて飛ぶ
見果てぬ空 安らぎを求めて
いつか魚は知るだろう 泳いだ果てに
いつか鳥は掴むだろう 求めた果てに
オモシロイモノガいっぱいで
オモシロクスレバ楽しくて
この狭くも広い世界は 想う事だけ
それだけでほら 限り無く変われる
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