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苦笑
作詞 ash
家に帰ると彼女は巨大な冷蔵庫を用意していて
僕をその中に閉じ込める
生ぬるい酸素の中でひたすら叫ぶ声はこだまして
自分自身に返ってくる
彼女は外でくすくす笑ったり時々黙ったりして
自分のつま先を見てる
気が付けば夜はとっくに明けていて
少しだけ 解放されるんだ

家を出ると彼らは僕をハイテクなレンズで覗いていて
僕は瞬きも許されない
張り詰めた空気のなかでたまたま見つけた100円玉も
見てみぬふりで通り過ぎる
彼らは彼らで金魚のような丸い目でこっちを見て
時々なぜか空気を見てる 機械
気が付けば雨がざあざあ降り出して
少しだけ 解放されるんだ

鳥のように飛び 犬みたいに鳴き うさぎのようにねむる
そんな日々がうらやましく思えた日々もあったけれど
僕を証明するものは生きてくる前に用意されていて
僕が証明したものは飛んだり跳ねたりしてるから
結局いつも苦笑い 心はいつも曇り空 ゆっくり流れて
続いてく
それからやっぱり苦笑い 晴れた日なんて一度も無い
そうして僕は暮らしてく そうして僕は生きていく
そうして僕は歩いてく  そうして僕は何してる
そうして僕は選んでく  それでも僕は飽きている
それからやっぱり寂しくて 生ぬるい鏡を 求し続けて

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 苦笑
公開日 2007/07/24
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 動物の寝顔に癒されます
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