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ナイフ
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| 作詞 凛音 |
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昔からそうだったかもしれない
僕は人を傷つけてばかりだ
近づく人さえ傷つけて
ナイフのような少年だった
鋭い意思も持っていたけど
鋭すぎれば怪我してしまう
ああ また誰かが泣いてる
ほら 僕が傷つけたんだ
どうしていつもこうなんだろう
直したいのに直せない
どうせなら 壊してくれればいいのに
独りにさせてくれればいいのに
最初から決まってたのだろうか
僕が人を傷つける未来は
遠ざかる人も傷つけた
鉛の塊みたいだった
鋭い意思も磨かなければ
弱いものへと変わってしまう
ああ 人を助けたとしても
もう あの罪は消えない
どうして今もこのままなのか
変わりたいのに変われない
どうせなら 逃げてくれればいいのに
独りになれば怖くもないのに
哀しいよ 何がってさ
人を傷つけることだよ
人を傷つけることが
僕を傷つけないんだよ
余計に哀しくなるよ
報われないんだろうな
それでも
今からなんとかできないかな
醜い刃くらいしまえる
今はもう 切れることないナイフ
僕はすべてを失くしたよ
どうせなら 助けてくれればいいのに
独りが怖いって知ってたのに
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