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それをも幸せと謳う少女の詩
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作詞 E-L-E |
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十六夜月 翳を照らす
醜き灯を消すために
その思いを一太刀にて
薔薇の花びら舞い散らそう
一思いにと刃をその体躯に埋め
刎ね舞う首から血 目の前を染める
願望など 愚の骨頂
手に握りし悪夢は
黒い羽を 背中に持ち
羽ばたくための体液
枯らすは純血と甘くなどない蜜
自由と言う意味を手に入れるために
谺する悲鳴は快楽の媚薬
感じもしなかった懇願の言葉
籠乃鳥は羽縛けない
飼いならされた不幸
苦き愛を受けた記憶
刻みし証 憎しみへと
舞い踊る蝶の様 月光に光り
ちぎれた写真には渦巻く憎悪が
零れた涙には亡骸が映る
鏡に映る顔それは天使の様
檻の割れた桃源郷
全てを捨て私は生きる
月を蝕む陽 空は明ける
永遠に眠れ 弑逆の夜よ
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