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「ブリキ」
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作詞 souzou |
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しま模様のスーツから銀メッキが顔を出す
錆びはじめて何年経つのかな
機械仕掛けのゼンマイは偶然なんかじゃ動かない
ホコリ化粧は厚化粧 ダニが身体を行進する
ぼくもたくさん触れたいな 小窓の外を歩きたい
だからたくさん眠るんだ 目蓋の裏でお散歩さ
ほらね 今ぼくは外に向かって息をする
最大限にきみを想えば 遠い嘘に触れられる
イメージが滅びなければ 呼吸に色がつくんだ
なんて素敵な話しだろう 出発しよう
今宵は夜風があたる場所に
町並を眺めたい 立ち乗りで空中ブランコ
星屑と友達さ 君って近づくと光ってないんだね
チューインガムの風船で渡り鳥と遠飛行するのさ
ビニールとふわりと踊る 溶ける時間に微笑むよ
もうバイバイお別れさ そろそろ僕も帰らなきゃ
靴箱の湿気が僕の家 偶然また逢う日まで
ほらね 今ぼくは晴れた空で汗を掻く
最大限にきみを想えば 遠い虚に触れられる
イメージが滅びなければ 呼吸に色がつくんだ
なんて素敵な話しだろう 出発しよう
今宵は夜風があたる場所に
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