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仮面
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作詞 柚子‡ |
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詩うより奏でるか
奏でるより詩うか
麻薬的な なにか
恐らくそれは
「しんじていた」
誰よりも誰よりも・・・貴女を愛していては
世界が見えなくなる
わたしが見えなくなる
月光の女神さま
ああ、ひかりを!
何処に
人が闇と呼ぶ
耀きの高原に
祈るより囁くか
囁くなら、或いは
嗜虐的な 恐怖
どうしてここに
「いたみがある」
何時までも何時までも・・・貴女を愛しています
それでも苦しくなる
こころが苦しくなる
月白の王子さま
さあ、わたしを
何処か
遠い暗闇へ
連れ去って欲しいのです
斯くして今は
「しんじられぬ」
如何しても如何しても・・・貴女を愛してしまう
定めが見えないから
時間が見えないから
月光の女神さま
ああ、ひかりを!
決して
誰も立ち入れぬ
安らぎの
静けさの
高原に
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