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幸せの値段
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作詞 ねぎみりん |
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お正月。何かの記念日、クリスマス。
何時もの通りに、家族と過ごして。
あなたの誕生日なんて、覚えてない。
確か、十月だったはず?あれ、四月?
バレンタインデー、そんな日もあったっけ?
ああ、皆騒いでたね。
メールに電話。月一、それは返信する頻度の話。
週三くらいで、来るけれど、無視してる私がいる。
別に、あなたが嫌いなわけじゃなくて。
こんなことしなくても、私はあなたのことが好きで。
こんなことしてても、あなたは私のことが好きで。
絶対、離れない。なんて、自信があるから。
絶対、あなたが幻滅しないなんて思ってるから。
なんて、理由をつけてみる。
クリスマスにお正月。誰かは、どこかに行くらしい。
彼女と、高級レストラン。楽しかった。と告げる声。
君の誕生日、覚えている。忘れはしない、
八月にあげようとしたプレゼント。まだ、かばんの中。
ホワイトデー、もらってないのにあげた飴。
ああ、君は喜んでいて。
メールと電話、週三回。それは、君に送信した数。
月一の、返信でこんなにも舞い上がる僕がいて。
馬鹿みたいだ、と思う僕はいない。
別に会いたくないわけじゃなくて。
こんなことしてても、君は僕の事が好きで。
こんなことしなくても、気づかない君がいる。
別に、会いたくないわけじゃなくて。
冗談で、会いたい、って言ったら五分でダッシュしてきた君。
冗談、なんて笑えなくて。しょうがない、なんて湯たんぽ代わり。
会いたい、なんて言われたから五分でダッシュする僕。
なんだか、安くなってる気がする僕の幸せの値段。
なんだか、安くなってる気がする僕の幸せの値段。
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