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狼になりたかった男は真夜中に空を眺めていた
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作詞 がふ |
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真夜中に空を眺めていた
僕は狼になりたかったんだ
たくましいツメとキバをもった狼のように強くなりたかった
そのためには月の光が必要
だから待ってた
何故月は出ない それは毎日雨だから
たまの晴れの日は 新月
この雨は誰の涙なんだ
満月はもう来ない 来ない
忌まわしい雨雲を呪った
眼と心に激痛が走った
この雨は俺の涙なんだ と思った
そしてやっと気付いたんだ
ツメとキバなんかなくても
ずっと立派に戦ってきたじゃないか
何故月が出ない それは毎日雨だから
たまの晴れの日も新月
この雨は俺の涙なんだ
でも今は涙は拭かない
月の光なんかなくても
狼になんかなれなくったって
強くなるから
俺のままで
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