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little people
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| 作詞 竜崎了 |
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少年は赤い海の上にいた
目の前は高い崖
その上には白い月
触れようと
手を伸ばすが
全くかすりもしない
あれはすごく遠く
にあるらしい
波が止まった
どこかで鳥が鳴き始めた
どうやら夜が明ける
ようだ
ちょっと待ってくれ
ほんとにちょっとだけ
汗が滴るのも
目が霞むのも
全く気にならなかった
ただ崖に登る
上に、
上に、
とにかく上に。
タイムアップ
夜が明けた
同時にあなたも消えた
あなたに
近づきたいと
思ったのがそもそもの
間違いだったのかも
しれないな。
頑張って上にきた分
だけ
落下速度は速い
ダメージは強い
少年はまた、赤い海に逆戻り。
だけど、
やめたらいいのに
傷つくだけなのに
また崖をひたすら登る
きっと
忘れられないのだろう
あなたの笑顔
きっと
忘れたいのだろう
ひとりぼっちの夜
だから
少年は今日も崖を登る
のっしり、のっしりと
白い月を目指して
あなたを目指して
のっしり、のっしり
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