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彩色
作詞 臨
これが「 好き 」ってことに本当は気づいていたんだ

色を加えなかったのも、ただパレットを開けなかっただけ



あの雨の夜、差し出された傘の中でキミと肩をぬらしたね

あたしはキミの顔も見ないで足元の水たまりばっかり気にしてた

「ここでいい」と傘を渡して走っていったキミの背中を見ていた、ずっと



あの次の朝、どうやってこの傘を返そうかと何度も考えて、眠れなくて

でも実際は、下を向いて傘をつきつけて、ぼそっと「ありがとう」の一言だけ

忘れたフリして、会話を増やそうと考えたこともあったに

それさえも出来る勇気がなくて



あの日加えた色でほんの少し、鮮やかに色づいた

これがあたしの恋の色

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 彩色
公開日 2007/04/25
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 片思い
コメント 「恋」に色をつけるならきっと・・
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