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『私』の為の第九交響曲
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作詞 鬼畜紳士 |
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「私の中で、目覚めたのは誰?」
「また一人」→「また一人」→「また一人」→ 『目覚めゆく』
「また一人」←「また一人」←「また一人」← 『消えていく』
己がうちに生まれた彼女(或いは彼...?)は 新たな世界を形成す
終わることさえ出来ない『私』は始まることさえ出来ない
「また一人」→「また一人」→「また一人」→ 『覚醒す』
「また一人」←「また一人」←「また一人」← 『消滅す』
異端を孕み続ける私(或いは僕...?)は 新たな物語を紡ぎ続く
終わることさえ出来ない『私』には止めることさえ
「ああ...また、私を観ている」
この世界に降り続く歓喜の雨、浴びるのは
『僕⇔私⇔彼⇔彼女』 主観を破壊する自覚の悪夢(ゆめ)
再生する旋律は第九の私の目覚め 祝福は求めなくとも降り続く
(交響ス...)
「ワタシ」
「謳うのが好きなワタシ」「絵を描くのが好きなワタシ」
「外で遊ぶのが好きなワタシ」「人の不幸が好きなワタシ」
「悲劇的なワタシ」「喜劇的なワタシ」「空想のワタシ」「第九の私」
(哄笑ス...)
物語が物語を包むように 世界は世界を包んでいる
聖母が赤子を抱くように 『私』は『あなた』を抱けない
悪夢の幻想奏でる世界(或いは幻想...?)は 永久の鎮魂を描く
水辺で揺らぐこの身体は魂さえ受け入れず
この世界に降り続く歓喜の雨、降らすのは
『僕⇔私⇔彼⇔彼女』 客観で記される狂気の悪夢(ゆめ)
崩壊する旋律は第九の私の目覚め 齎されるのは終わりと始まり
この世界に降り続く喚起の雨.....描いたのは
『私』...白いキャンパス塗り潰す 人格の憧憬(ゆめ)
変わらない旋律は第九の私の覚醒...流用される永久の物語...
「私ノ中デ、覚醒メタノハ誰?」
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