|
|
|
a Waltz
|
作詞 鬼畜紳士 |
|
テレ隠しにキミは笑っていたね 泣き腫らした瞳さえ微笑ませて
精一杯強がって口ずさむ あの頃のヒットソング
「今でも憶えている」 凍てついた部屋 立ち尽くす少女
手首の傷を隠そうとする姿は あの日の僕にどこか似て
言葉を重ねる度に痛みは薄れ
初めて泣いたキミを強く抱きしめた
二人でワルツを踊ったね こんな日には
降り続く雪が二人分の悲しみを埋める
絡めた指にキミの微かな温もり感じていた
一つの痛みを分かち合う二人
重ねてしまった日々はやがて摩り替わる
二人でワルツを踊ったね こんな日には
降り積もる雪は二人分の幸せを描く
抱きしめた体 キミの確かな温もり感じている
頼りなくおぼつかないステップ
儚げで美しいターン
月光がステージを照らす 二人っきりの真夜中の世界
二人っきりの真夜中のワルツ 手首の傷を隠そうともせずに
「僕はまだ、生きてゆけるかもしれない――」
|
|
|