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明日
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作詞 高倉 悠久 |
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見慣れた景色に 飽き飽きしている
刺激が欲しいとか 楽しみたいとか
そういうのにも もう飽きたんだ
明日へ踏み出しても 続いていく景色
死にたくないから死なない なんて
所詮は子供の言うところだけど
そんなのじゃない そんなのじゃないよ
オレンジの街灯 不意に景色が歪んだ
人通りの少なさに 寂しくて狂いそう
精神安定剤は いつもお決まりの台詞で
「明日はきっと大丈夫」なんて呟いてみた
そろそろ枯葉が 地面に降り積もる
綺麗な色だとか 寒そうだとか
結局はそれも 踏んで通って行く
踏み越える勇気も 何もなくっても
生きたくないから死にたい なんて
言うほどの気力もなくなったから
ああ見たくない 現実は見たくない
真っ白のノートに 最初に書き込んだのは
何だっただろうか きっとその時はまだ
今みたいじゃない夢を 描いていたはずだった
「明日もすごく楽しみだ」と 今はもう違えども
―今の自分を見て 過去の自分は嘆くだろうか
どうかせめて くだらない言い訳も聞いてほしい
生きる理由は知らない けれど
死んでやるつもりも毛頭無いから
―折角明日が出向いて来るなら 運命にあやかろうか
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