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beast
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作詞 華 花 |
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歯食い縛って「受け入れろ」
呟く声は銃弾の引き金だ
最期に視たものは 猛獣の瞳
叩く、裂く、
大音響が世界に轟く
勇気なぞ何が引き金か
何を想い何を感じ何を視て、走れるの
獰猛な猛獣は本能だ
考える事をやめにしよう
ヤダ、ヤダ、
僕は人間だもの
僕の辞書に文字なんて無いよ
しいて言うならば
「問答無用」か
cowboyが馬を奔らすように
僕を見えぬ誰かが奔らせる
ムリ、ムリ、
頂点に立つ脚がないからさ
そらみろ、惨めな僕を獣が定める
睨む、唸る、駆ける
喉を引き千切る爪を
切り落して調理しよう
泥臭い古びた少年は
明日に何を期待するのか
何処までも無垢なその笑顔
僕が最後に笑ったのはいつだったか、
ナイ、ナイ、
つまらない
異物の混じる数々の腕を
抱きかかえ、ふと薄暗い夜道で
「明日は何が掛かるかな」
笑う、哂う、
僕の本性
ピエロの本体
猛獣の本旨
ミツ、ケタ
仮面を捨てた化け狐
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