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15の夜
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作詞 アンジョンファン |
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なにもできない葛藤が
僕を渦巻いて
言葉に出来ない苦しさが
胸を締め付ける
響かない音楽を聴いて
自分を落ち着かせようとするけど
どうしてもなにかしたくて。
夢を追いかけるみたいな
そんな大層なことじゃなくて
小さな、小さな一歩を踏み出したいんだ
でも道がふさがってて見えないんだ
踏み出すと全部分かってしまうから
未来も限界も。
そんな葛藤とはもう闘いたくないから
歩き出せないんだ
親のレールに上手に乗って
1mmでもずれると怒られて、
そんな自分じゃない誰かにおかげで
僕は僕であれたんだ。
自由じゃないことで
ある程度の自分がいて。
それを否定したら
今度は自由な分、自分がいなくなった
何かしたいと願うけど
何かはずっと何かのままで。
分からないまま進めないよ
とりあえず前向いて、なんてできないよ
前後左右見渡すけど何も見つからないんだ
夢とか希望とかそういうものが。
苛立が募って
なんだか無性に涙が出た
間違った人生なんてないから
人で同じなのは生まれて死ぬことだけだから
迷いたいだけ迷おうと思った
十人十色の人生だから
いくらでも道はあるはずだから
一回一回立ち止まろうと思った
そんな15の夜だった。
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