|
|
|
夏の寄り道
|
作詞 ハッタン |
|
思い切ったことがしたくて寄り道をしてみた
見つけた夏の風は少しベタつくけれど
いつまでもこの風に触れていたいなと思った
自由を持て余した子供の頃のように
会いたい人に会いたいと言えず
泣きたいときに笑ってばかりだ
流された昨日を上手く歌えないまま
始まりを見つけようとして風の吹く先を探した
いつからこんなに見えないものが欲しくなったんだろう
やり直しはきかなくても 胸の痛みは消えなくても
答えを決めつけるのはやめて そのままを恐れないで
肩に重くかかる何かは 振り切りたい何かは
伝えたい人にこそうまく言えないけど
全てを諦めてしまいたくはないと思った
擦り剥いた膝で走れたあの頃のように
正しいことを正しいと言えず
傷ついていないフリばかりだ
遅い速度で明日を追いかけたまま
終わりの場所を探そうと風の吹く向こうを見つめた
いつから見えないものばかり信じたくなったんだろう
なかったことにできなくても 誰にも打ち明けられなくても
全部を遠ざけるのはやめて 本当の事を信じて
始まりを見つけようとして風の吹く先を探した
いつからこんなに見えないものが欲しくなったんだろう
やり直しはきかなくても 胸の痛みは消えなくても
答えを決めつけるのはやめて そのままを恐れないで
今その目に見えているものを 本当の事を信じて
|
|
|