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希望の光
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作詞 リュシャ |
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同じ日々を過ごしていると
何にも感じなくなってきた
今まで歩いてきたこの道
たくさんのものを失ってきた
それでもひたすら
この道を歩き続ける
失ってきたものはもう
二度と戻らないのに・・・
自分の殻に閉じこもり続けて
何が変わるんだろう・・・・?
鏡を見ても写るのは
愛想笑いしか出来なくなっていた自分だけ・・
前を向いても見えるのはただの道
歩いても歩いても終わることの無い道
何でだろうね・・・・
どうして悲しいはずなのに涙が出ないんだろう・・・?
ああ・・涙も失くしちゃったんだ・・・・
ついには愛想笑いも出来なくなってきた
それでも私は進むことをやめない
進むことをやめた私に何が残るんだろう・・?
もし私が進むことをやめてしまったら
私は消えてしまうんだろうか・・?
・・ねぇ・・だれか教えて・・?
私はどうすればいいですか?
私はどうしたら失ったものを取り戻せますか?
そんな質問は闇に消えていってしまう
だれもそんなことに気にも留めず
私の横を過ぎ去っていく
どんなに悲しくても・・どんなに辛くても・・
私の頬に雫は流れることは無い・・・
もう進むことをやめてしまおうか・・?
そうしたらもう何も失うことは無い・・
笑顔を失くした
涙をなくした
大切なものを失くした・・・
もう私には進むことしか残っていない・・
私はふいに顔を上げて今歩くこの道の先を見た
ただの道しかない・・・
でも私はもう一度この道を確認して走り出した
走って走っていつまでも走り続けた・・・
進むことをやめるんだったら・・・
最後の悪あがきをさせて?
進むことの出来るところまでいってもいいでしょ?
到着地点かな?
もうこの先にはいけないみたい・・・
私は足を止めようとした
だってその先は真っ暗な暗闇だったから
でも・・・でもね・・
体が勝手に動いたんだ・・
その暗闇の中に私は進んだ
道なんてなくてがむしゃらに走った
私に何も残ってないと思ってた・・
でもそれは違ったんだ・・・
私にはちゃんと残ってるじゃんか・・
大切な・・大切なものが・・・
暗闇を抜けるとまた道が続いていた
でもまえまでとは違っていた
だって今までの道じゃなくて
私がこれから進むこの道は
私に進む理由を作ってくれた
私にまだ失わなくていいように
私にチャンスをくれた
今までの道じゃなくて
光り輝いていた
だから私もその気持ちにこたえるよ
最後の最後まで進んでやる・・・!
私が失っていないもの・・・それは・・・
“希望”っていう光だった
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