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蟋蟀
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作詞 電源 |
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世界中の音はいつか 何度も重ねてく内に
狂おしい旋律になる
悟ったかのように
あなたの音をしっかり 放さぬよう閉じ込めて
旋律が作る螺旋は 均等に刻まれる
他の音が ただ僕らへと
吹き続けるなら 盾にならないとねぇ・・・
また来る明日を 待ってた昨日が 今日だとして、もうやめたいなんて・・・
美しい音は儚くて、まれに あなたとの日々の儚さを
知らせている
僕の音は一途に あなたに届くよう走る
だから、その間に他の音があると厄介だ
そして不実に 巡り巡って
あなたへと 届いていればいい
また来る明日を 今日も待っていた 昨日望んだ未来をまた・・・
来るならば願う 願う日が来れば 混ざるに混ざった音達から
あなたを探したい
夜のしじまに不意に鳴く 蟋蟀のように 散っていれればいい
誰もが眠りについた頃 鳴き、身を寄せ合うままに
想っていたい
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