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夜香花
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作詞 にいなシオン |
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フレームの中にうつるのは とても綺麗なイミテーション
造花が一輪目に留まる 倒錯している美しさ
天真爛漫 冬の向日葵
妖しく艶めく 夜の茉莉花
向日葵は皆に愛される
大輪の希望の華 好かぬ者など居ないから
では茉莉花はどうだろうか
芳(かぐわ)しすぎる香りでは 万人に好かれるわけもなく
まるで身を隠すかのように 茉莉花は夜を住処とす
居場所を求めることもやめ 孤独と共に枯れようと
儚くたたずむ 夜の茉莉花
清風明月 冬の茉莉花
けれども僕は君を探す
夜に君が隠れても 芳香をきき見つけだす
だって君は芳しいから
万人になど好かれずとも 僕を魅惑したのは茉莉花
僕が君を受け入れるから
僕と共に咲いていて 造られし枯れない茉莉花よ
万人にはかなわなくとも
僕が君の居場所になる 茉莉花だけを愛し続ける
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