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僕と世界をつなぐ歌
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| 作詞 sally |
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彼はいわゆる、いい人
『いい人ね』なんて
知り合った人達に言われて
付き合ってる子は意外と可愛くて
まぁまぁに生活をしている。
でも、彼は知ってる。 自分の中に
どんな獣を飼っているか。
その獣は人を傷つける前に
まず自分を傷つける
まずその内臓を喰らい、
やがて世界を喰い尽くす
人を馬鹿にして
馬鹿にしてない振りもうまくなって
自分をもだまして
平穏はきしみ
やがて世界を喰い尽くす
彼女は大学を卒業して
先輩のコネで一流企業に内定
持ち前の器量の良さで
合コンにお呼ばれ
一番無口な男と話し
一番クールな男と終電を越える
でも、彼女は知ってる
少しずつ生活が軋みをあげてる事
上手に人をだまして
それすら罪悪感も 忘れて
膨れ上がったそれは
やがて世界を喰い尽くす
これは僕だけの歌じゃなく
僕と世界をつなぐ歌
生きていたいなら
生きて痛いなら
世界を愛するための歌
覚えなくちゃね。
昔、覚えていた
やさしい歌 やさしい声
まだ耳元で聴こえてるだろう？
それは 美しいハーモニー
世界を再生させる歌
美しい君と、僕のための歌。
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