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ほら、起きなよ
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作詞 σηινψο |
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そろそろ朝、なんだけど僕はまだまだ夜のまま
僕の二つの目は開く気はないようだ
多分昨日の記憶を少しでも多く残しておきたいんだろうな
今日だって楽しいことがあるってこと、分かってるけど信じられない僕がいる
この中途半端な記憶渦巻く世界より
ずっと外の白く眩しい景色の方が綺麗なのは分かってる
きっかけなしに始まろうたって
始められることなんて滅多にないでしょ
だからその優しい声がほしいんだ
起こしてほしいんだ
とっくに昼、それなのに僕はいつまでも夜のまま
ベッドの横に置いてある時計は正午を回ってる
多分昨日の記憶が少しずつ消えるのを追ってる途中なんだろうな
今日を迎えるどころか僕だけは頭の中で昨日へ遡ってる
今、追いかけた果てに暗闇を見た
ずっと過去の悲しい記憶まで辿り着いてしまった
自分独りでは何も始められない
僕はどうしようもない臆病者
だからその声で助けてほしいんだ
教えてほしいんだ
ほら、起きなよ
そう呼びかけてくれたから目が覚めた
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