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wind
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作詞 ゆーえん |
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いつもこの背中を押すように 灰色の風がすり抜けてた
まるで進むことをやめた 時計の針のように
いつかどこかで見た街中を 瞼の裏で見ていても
目を覚ませばそこはいつだって 何もない場所だった
追うだとか追われるだとか 繰り返してる毎日に
愛想をつかして 知らぬ振りをしてたけど
変わらない全てに 呆れていたんじゃなくて
顔背けて 逃げ出していただけ
強くなれ 過去を見ることは決して
帰りたいからじゃない この先を生きていくため
力を得ろ 傷つくことは決して
弱いからなんじゃない 此処に確かに存在(い)る証(こと)
誰かの泣き声が聞こえれば 誰かが笑って去っていった
光があれば闇がある 離れることはできない
涙の数が少ないほど 強くなれると信じてた
己を貫く意志の力 いつか手にするために
愛だとか哀しみだとか 曖昧な感情に
振り回されて 恐さを覚えていって
最初から失うくらいなら いらないと言えばいいのに
どうしても 手放せなかった
強くなれ 立ち止まることは決して
悪いことじゃない 確実に地を踏むため
力を得ろ つまづいたとしても
立ち上がればいい 風がどこか遠くで震えてる
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