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星海色
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作詞 tsnr |
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ある冬の昼下がり 運命の流れに沿って
僕を置いて旅立つ 君が一人立ち尽くす
どうしてなのって 思わず叫ぶことに
なんて無力で弱い 僕もまた立ち尽くす
なんて空は高いのだろう
僕はきっと陽だまりの奥で
じっと涙をこらえて
見つめた太陽の先
ある春の夕暮れに 風が稲穂を揺らして
僕を押し倒すように 空耳が聞こえてる
どうして君がなんて もう言わないよ
叫ぶ声は届かなくて 僕はまた立ち尽くす
なんて空は高いのだろう
僕はきっと土砂降りの中で
思わず流す涙を
誤魔化した太陽の下で
君に会えてよかったから
また何度も 遠く手を振るんだ
不意に見上げた星の海は
なんて深く僕を包み込むのだろう
君の目に映えた雫が
また何度も 僕の心に降り注ぐ
不意に下を向くこの僕に
どうかもう一度だけ微笑んでくれ
夏の夜空から 聞こえた涙色が
赤く揺れる 秋の無情を色づけた
白く燃える 冬の止め処ない寂しさを
春の青い 僕の涙から流れ出したんだ
君に会えてよかったから
また何度も 遠く手を振るんだ
不意に見上げた星の海は
なんて深く僕を包み込むのだろう
君の目に映えた雫が
また何度も 僕の心に降り注ぐ
不意に下を向くこの僕に
どうかもう一度だけ微笑んでくれ
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