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Fox Bride
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作詞 愛結癒詠 |
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今日の空はいつもより悲しそうに涙している
そうね 今日という日が来ることはもう解っていた
いつまでも続かない不幸があるように
幸せだっていつまでも続かない
見上げてこう呟いた
「今日の私は一番幸せでありながらも偽りの自分の姿なんだ」と
自分らしく現実に向き合いたいと願いながらも
人はみんな偽りの姿で偽って今日という日を祝っている
穢れがなければいっそのことよかったのにね…
今日の空はいつもより悲しそうに涙している
だけどね この空の向こう側は笑っているの
それはまるで心の奥の悲しみと外側の偽った笑顔によく似てる
何の前触れもなく突然降り出す雨に打たれながら
『人生で一番の笑顔』と言う名の偽った自分を演じなきゃ
いつもよりも楽しそうにしなきゃと
人は悲しみを心の奥に閉じ込めてしまうの
そうね 今日という日が来ることをもう解っていた
永遠の愛を誓うと言われてるけれど
これからの愛を永遠にできるのならと
見上げてこう囁いた
「今日の私はいつもより笑顔でいなきゃと偽りの綺麗の姿なんだ」と
今日の空はいつもより悲しそうに涙している
だけども 大空は青く輝き広がっているの
複雑な思いをする訳はもう考えたくもないけれど
これからもたくさんの幸せと不幸を
この永遠と続く道の先で見つけるだろう
だからなのね 今日の笑顔は永遠の道標
いつか話せるといいな
「今日という日が美しく存在していた」ことを
「今日という日が闇雲に包まれていた」ことを
見上げてこう歌おう
「今日の私は特別な笑顔でいよう この闇、曇空に光射すように」と
そして人間たちは今日をこう噂する「狐の嫁入りだ」と
今日の空はいつもより涙しながら美しく光射す
それはね 大空に終わりがないからだよ
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