|
 |
|
親友
|
| 作詞 だいち |
|
俺の親友は多分強い
弱みなんか見たことない
そんな弱いお前を知らない俺が
お前のことを親友と呼んでいいのか
ちょっと戸惑う
でも今は
呼ばせてくれ
付き合いとしては
そんなに長い方じゃないかもしれないけど
お前は俺の中の一番だ
お前と俺との違い
それはタバコの銘柄が違うぐらいか
マルボロと
マルボロミディアム
その差はたった4ミリの
誰かが作ったタールという単位
そんなことで長い間議論した
今でも時々言い合ってる
こんなどうでもいいこと
バカやって
お酒飲んで
話し続けている
そんな時間が
俺にとっての楽しい時間
夢は何だと聞かれて
現実との間に挟まれていた俺が
今ここに立っている
それもお前に
感謝
感謝
お前はいつも先に行って
勝手に決めて
勝手に進んでいく
俺もそんな生き方をしたかったが
どうやら無理だったらしい
助け舟は優しくかる言葉
そう思っていたのは俺だけ
優しく温かいコトバが一番だと思っていた俺に
投げかけた厳しいコトバが実は一番
優しかった
カレーをおいしくするのは
ミルクじゃなくてスパイス
そう言い切る店長に
お前は見えた
感謝
感謝
ありがとう
ありがとう
先に行っててくれ
俺は違う遠回りで
追いついていくから
|
|
|
