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遠い冬の海
作詞 もやしっこ
歩くと残る足跡
その上から波が覆いかぶさって消えた

目に見えるものばっかり求めて
手に入れて安心したら透明になった

でもちゃんとそれは
いつでもそばにあるから



永遠に続いていく岸辺
満ち潮で溺れた貝殻

風が運んでくる
へばりつく空気

初めてきたときはいつだっけ
あの気持ちはもう
二度と分からない気がした



砂で作った山
暗闇のトンネル


そこで出会った手は
離さないといけないけど

触れた一瞬だけ
同じ気持ちになれた気がした


帰りの電車
窓に映る光
服からは海の匂い


玄関で掃った砂は
次の日には消える

今日のことも同じように
いつか失ってしまうのなら

今だけは忘れないように覚えておこう

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 遠い冬の海
公開日 2011/10/07
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ
コメント 嬉しかったことや、幸せだったことも忘れてしまうときがあるんです
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