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恋慕
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作詞 大阪人 |
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五時半過ぎの帰り道
君の後姿見つけ
声をかけようと近づいていく
でもすぐに諦めてしまう
秋の夕焼けが僕の心に
君の影を深く刻む
諦めないと歌ってみても
涙が頬を流れ落ち
「ただの強がりだよ」と夢でつぶやく
君はあの日の笑顔のままで
月明かりを背に公園のベンチで
一人夜空を見上げてた
尾を引きながら流れ落ちる
星に願いをかけてみる
冬の寒さから逃れるように
思い出たちをやさしく包む
「まだ愛している」と叫ぼうとしても
それは声になることはなく
「もう終わったの」と君はつぶやく
涙こらえた笑顔のままで
何度も見た夢の続きを見てみたくて
もう戻らない君を想い続ける
いつかの君にまた出会えるそんな気がして
もう戻れない場所で待ち続ける
また春が来て 二人を引き寄せる
今までのことが幻のように
いつかの空に虹がかかって
終わったはずの僕らをつなぐ
「またよろしくね」と君はささやく
風に笑顔を揺らせながら
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