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紫陽花の咲く季節
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作詞 未有 |
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あれから幾日経ったでしょう
最後に
あなたの笑顔に触れてから
いったい幾日たったのでしょう
思えば出会いはまるでリアル
不良に絡まれて助けられたとか
そんな漫画チックなものじゃありませんでした
それでもあたしは良かったのです
あなたと出会えた それだけで良かったのです
初めはなんの感情も抱いていなかったはずなのに
いつしかその優しさと明るさに魅かれていきました
そう 確か紫陽花の花がたくさん咲く季節
あたしははっきりとあなたに恋をしたのです
それからまた幾日過ぎたことでしょう
2人で会う機会も多くなって
だけどそれとともに不安も大きくなりました
あなたが本当にあたしを好きなのか
それだけが分からないまま時間は過ぎてゆきました
出逢いと同じように別れもまたリアル
ただただ普通に私が別れを切り出しました
あなたはいつものポーカーフェイスで一度頷くだけ
それっきりあたしの長い恋は幕を閉じたのでした
だけどまた紫陽花の花咲く季節が巡って来ました
その紫を見るたびに想い出すのはあなたのこと
ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい
今さらながら勝手なこと言わせてもらいます
ほんとは今でもあなたのことが好きでした
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