ご自身で作詞された歌詞を「うたまっぷ」で発表するコーナーです。皆さんのご投稿をお待ちしております!
無料歌詞検索・うたまっぷトップへ
 人気投票

無料歌詞検索・うたまっぷトップへ

最後の手料理
作詞 A_subaru
台所に立つ君の後ろ姿
僕は大好きだった

誕生日にはオムライス
バレンタインには勿論チョコ
僕の好きなものを知っている君は
しょっちゅう僕に手料理を作ってくれた

たまに失敗して美味しくなくても
君になら正直に言えるから
そして君も料理の腕をあげる


黄色いたまご焼きの中 黒い焦げめ
君にしては珍しいミスで
ふと顔を見上げた

「ごめんね、これが最後の料理」
そう言って床に倒れ込んだ
君の額にはうっすらと汗がにじんでいた


何もしてやれなかった


君を抱えたかった手には箸
名前を呼びたい口にはたまご焼き

君の変化に気付きもしないで
僕は何を見てたんだろう
いつも決まって背中ばかり見てたくせに
少し猫背だったいつもと違う背中に気付かなかった


情けない
ふがいない


ふがいないって何だっけ?
幸せな時間て何だっけ?
君の温もりどこにいった?



辞書で幸せって探したら
君の名前刻まれてた

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
掲示板、
ブログ等に
リンク
URL▼

リンクタグ▼
歌詞タイトル 最後の手料理
公開日 2004/09/06
ジャンル
カテゴリ
コメント
A_subaruさんの情報
  • プロフィールは公開されていません













うたまっぷTOP作詞スクール歌詞検索自作歌詞愛ことば便アーティストクリップうたまっぷインディーズ俳句・川柳
お問い合わせ歌詞リクエスト登録リンクURL登録音楽関係リンクサイトについてプライバシーポリシー
うたまっぷ