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そぞろ道
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作詞 Half-wit |
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「行き先をそろそろ決めないといけないね
からっぽの夢じゃ かわいそうだよ」
「恐いものもたくさん見ないとだめかもね
たくさんの喜び 得るためにはさ」
言い聞かすための想いは空回り
突き抜ける白さも今日だけのもの
その姿 いつまで演じ続けるつもり?
幼い頃に描いてた 着地
よろけたままの助走は 息も絶え絶え
目線の先は透きとおる 型(かたち)
確かなものにしたくて 僕はもがいてる
「木や草は自然が一番いいんだよ
人間の心も 自然がいい」
泡に包まれた体を揺さぶり
屋根まで届けと風は儚く
無菌のハコ 飛び出す力 溢れるほどに
日光浴びて変わってく 明日
知らずにすんだ偽り 噛み砕いて
目覚めた命 途方にくれ さかさ
確かな位置をなくして 僕は浮き上がる
(それだけ たったそれだけ)
「終着点 誰にも近づいて来るんだよ
少しだけ 悲しさ見せてもいいよ」
嘘のオブラート ゆっくり剥がして
うすっぺら魂 召される日へと
とろけそう あくまで手で掬えるほどに
まなざしくもり なぞってく 言葉
指先触れて つながり流れはじめる
願いをかけて 過ぎ去った 静寂(しじま)
はじまり告げる 合図で 僕は、、、
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