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ネガティブアプローチ
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作詞 あつし |
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「下手だけど見てください」って、
なんだか、やっぱり見たくなる。
靴下の臭いを嗅ぎたくなるのと一緒でしょうか。
別に下手なら、下手でよくって。
その下手を探そうとしちゃうの。
でもほとんど、その下手はなくて、
着飾った小手先だけが残ってる。
耳障りがよくって、人を傷つけなくって、
むかし聴いたことがある言葉。
だから、下手じゃなくて、平凡で、面白くないわけ。
見たいのは、心の中から、その苦しさや、
悲しみや本能から生まれた、気持ちなのに。
もう、そんなこと、叫ぶ時代ではないのかな。
下手だから見てください。
この言葉は、本音ですが受け入れてください。
で、あってほしかった。
じゃなきゃ、小手先でゴメンなさいのはずだもの。
難しいね、本当のコトを言葉にするのってさ。
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