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魔鏡
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| 作詞 珠洲騎☆些紅羅 |
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そしてお前はどうするんだ？
目に見えていることを全部だと思っているのか？
この嘘しか流さないニュースを信じているのか？
この歌を君のところに持っていこう
風に乗って
目の前にある世界よりも大切な世界があるんだ
たとえ君が何処に居るのか分からなくとも
この歌を風に乗らせて君のところへ届けよう
この世界に「奇跡」という言葉なんて無いんだ
この死と隣り合わせなこの時代は
何かにしがみ付いて生き延びるしかないんだ
この険しいことを君は笑って見過ごせるというのか？
このままで良いと思ってしまうのか？
それとも泣いてそこに座っているのか？
人は他の人が落ちてしまっても
見てみぬフリをする
「人のことはいいから、自分のことをやれ」
と、先生に言われたように
助けてもらおうと手を伸ばしても弾かれる
「自分は死ぬのはいやだから」
と、言って
ニュースで誰かが死んだと聞いても皆は表情すらかえない
こんな時代なんだ
それでも信じられないなら
鏡で自分の顔をみてごらん
後ろで誰かが叫んでいる…
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