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流愛と夢
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作詞 翼 |
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太陽が沈む頃に 二人手を取って歩いた畦道が
今は固く覆われ 全てが黒で統一された世界に
やがて見えてた 無数に散らばってた星の輝き
遠い過去みたい 今は空があるのかも判らない
蜻蛉が飛び交う この季節が巡ってくる度に
幼き日の二人が 瞼の裏に映し出される様で
時の流れは何故 残酷なまでに進むのだろう
年を重ねた僕は 昔の思いでだけが頼りです
君と離れた日は まだ秋も色付いてきた頃です
揺れる紅葉の葉 すぐ会えるなんて信じていた
此処へ来て僕は 君を忘れるほど日々にみとれ
独りの時間だけ いつも君の顔が浮かんできた
故郷と君だけに 夢を掴んで必ず帰ってくる
そうとだけ伝え 手紙も電話も未だにできず
寂しい気持ちに させてるんじゃないのかと
僕は勝手に思い 本当に寂しいのは僕なんだ
君に電話をしたら
君は泣いていた
僕が泣かせた
僕が泣かせたのなら
僕が笑顔にしよう
もう少しで夢を 掴もうかといったそんな時に
故郷で待つ君が 倒れたと僕の元に電話がきた
夢と君との間で 僕の心はいつになく揺れて
揺れる僕の心が 不確かな何かを作りだして
僕は気付いたよ 君が居るから夢を追えると
君がいなければ 夢なんか追う事はできない
夢より何より 一番大切なのは君だから
この気持ちは 今も昔も変わらないから
生まれ故郷が いくら変貌をとげたって
この気持ちは 今も昔も変わらないから
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