|
|
|
修正、キカズ。
|
作詞 兎々 |
|
見ているものは 同じだったのにね
角度が違うと 気付かなかった
たった一度の 小さなズレは
やがて大きく 直せなくなる
小指の先で直せたズレが
今じゃもう向こう岸も 見えないくらいで
※このキョリじゃ無理と諦めて座り込む
飾り気ない 青白い手が
今日はいやに悲しく見えたよ
マニキュアひとつ持ってるけど
多分 使う事はないんでしょう
見えてる世界は 似ていたのにね
「似てる」と「同じ」は 別物だった
たった一ヵ所 色の違いは
やがてにじんで 直せなくなる
小筆の先で直せた色は
今じゃもう塗りつぶしすら 意味無いほどで
※私なんか無理と諦めて立ち止まる
乾燥して 痛むくちびる
今日はいやに寂しくさせるよ
口紅ひとつ持ってるけど
多分 塗ることはないんでしょう
|
|
|