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枯れた傷痕
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作詞 來架 |
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この目に霧がかかって 君が見えなくなったとして
もう二度と暗闇に光が射さない事を知っても
僕は平然とした顔で告げるんだろう
二度と消えない様に痕を付けてよ
首筋に赤い傷を付けてよ
それで僕は君を忘れない
いつまでも君が消えない
どれだけ突き放そうとしても
この記憶だけは生きて行くから
だから僕が今此処から急にいなくなっても
愛していて。
きっと色褪せて行くけど 美しくは咲かないけど
もう二度と笑顔の君に逢えない事を知っても
誰か気にも止めない顔で気付くんだろう
二度と花開かなくてもいいよ
いつか消えて行く傷でいいよ
それで僕は君を忘れない
いつまでも君が消えない
どれだけ思い返そうとしても
胸で疼く熱は冷めて行くから
だから僕が今此処から急にいなくなっても
唯見つめて。
冷たくなった身体に残るのは傷痕
君が最後に残した赤い傷痕
これ以上愛したくはない
首筋に残る枯れた傷痕
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