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霞み逝く風景
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| 作詞 れいか |
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溜息は風に溶けていく 靡く髪は哀しみを語る
未来は私を拒み続け 白い翼は黒く染められた
私の瞳は深く憎しみに似た赤色 輝くものは届かない
目の前はいつも夜の海辺のように
光さえ見えずただゆれるだけ
孤独は今も私を縛り続ける
「宙吊りにされれば深く眠れるよ」
私を誘う言葉が耳を木霊する
もう何も見たくない… 私は願う
苦痛もいつかは優しくなることを…
私に微笑みかけていた貴方は
悲しそうな眼差しで背を向けた
その場に残る温もりを私は掻き集める事も出来ず
ただ 地面を染める雫を見つめていた
愛を教えて欲しくて 幻想を見せて欲しくて
痛む翼広げても苦痛に明日は霞むだけ
何故生きているのか いつまで独りなのか…
堕ちた私に手を差し伸べる者は居ない
ただ眠りたいだけなのに… 誰かの胸で癒されるまで
寂しさはいつまでも心を蝕むものだから
しがみつく事しか出来なくて…
寄り添うことも出来なくて…
愛を教えて欲しくて 幻想を見せて欲しくて
痛む翼広げても苦痛に明日は霞むだけ
痛みも今は愛しくて…
痛みも今は優しくて…
「まだ私は笑える。だから…」
消えていく身体を見つめながら…
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