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温度
作詞 MEI
おはよう
そう優しくアタシの頭をなぜる
アンタの指先の温度が
アタシは一番好き

好き
そう言っても
アンタはいつもの苦笑い
髪をまたクシャリとなでて
アタシの数歩前を歩く

夕方から雨が降るらしい
そう言って
空を仰ぐアンタの瞳に
アタシなんて映ってないの
厭になるくらい
知ってる

傘、持ってない
嘘を言って
腕に手を滑り込ませる
布ごしにつたわる
温度

しょうがないな
なんて言いながら
また苦笑い
そ知らぬふりをして
アタシの手をはずす
それが誰のためなのかも
アタシ、知ってるよ

アタシの髪に手をのせて
クシャリとする

アンタの温度
アタシの一番好きな
温度

その温度が

誰のためにあるのか
アタシ、知ってるんだよ

遠くから見えてくる
あのこ

その視線に
自然に熱がこもってるの
アンタは気づいてるの?

足に枷がついたみたいに
重く
圧し掛かる



指先
温度

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歌詞タイトル 温度
公開日 2003/01/11
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