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道
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作詞 蝶子 |
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こんな日だったっけなぁ あの日も
そんな事考えながら 歩く道
もう道は真っ白になったけど
思い出はまだ色鮮やか
これから独りで歩いていくと
思うたび脚がすくんだ あの日
隣にいたあなたは もういない
あれから少しは強くなれたかな
たくさん流した涙も 長い夜も
胸が詰まるくらい愛したことも
もう「イマ」じゃないんだね
あたし達はあの日 違う道へ進むことを選んだ
今までずっと一緒に歩いてきた道
振り返れば戻ってしまいたくなるような道
2人でつけてきた足跡 途中で止まっちゃってる
それが寂しくて辛くて苦しくて
何度も瞳を涙で濡らした
声を上げて泣き喚きたかったけれど
そうすると何かがなくなっちゃいそうで・・・
忘れたくて 忘れたくて どうしようもなくて
振り返らないと誓った
振り返るのが怖くて
・・・振り返ると戻りたくなるから
けどそれはあたしにはもう許されない
ぽっかりとあいたあたしの心
流れてくるのは あの日君が言った言葉
「ずっと一緒な」
そんなこともあったっけ・・・・・
思い出だけ どうして綺麗なんだろう
不思議だね あたしは変わったよ
きっとあの日より 強くなってるはず
そう自分に言い聞かせてきた
「ワスレル」じゃダメだよね
そんなこともあったね っていつか
きっと言えるはずだから
だって2人でつけてきた足跡は
あたし達が一緒に過ごした時間
の証を確実に残してくれてる
あぁ・・・簡単なことだったんだ
今なら 受け止められる気がする
だから あたしは独りで歩けるよ
もう大丈夫だよ
たまには道 振り返ってみても良いかな
なんて思えてきたよ
まだすこし こわいけれど
ほら そこには 2人の「エガオ」
あの日の2人は まだ 笑ってる
また歩き出すよ あなたとの思い出を
胸に きっと今より 強くなれる
だから・・・前を向いて また歩いてこう
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