|
|
|
命灯火
|
作詞 スズナ |
|
闇に浮かぶは 命灯火
真っ赤な炎 揺らめかせ
水面(みなも)に映す 終焉の姿
果てなく続く道
迷わずに
一人で歩む その先は
最期を迎える
我が墓標
足先 絡む
川の流れ
心地好く
その流れに身を任せ
彼元へ 誘(いざな)え
霞む灯火
命と共に
新月の夜は
蟲の音も届かない
一つ
揺れる炎
掻き消され
我が世に別れを告げる
紅く咲く華
まるで 命灯火
可憐に咲乱れるは 炎の如く
燃え上がる
我が心情
髪先 絡む
風の戯れ
瞳 伏せ
その流れに願う
彼元へ 導けと
霞む灯火
命と共に
待ち人は
幾年月越え逝く
一人
揺れる瞳
雫 零し
我が世に別れを告げる
水面立つ 彼姿
夢現の世界でも
愛しい その身
抱き寄せて
最期の別れ
唇 落して
微笑み 告げた
闇に浮かぶは 命灯火
真っ赤な炎 揺らめかせ
水面(みなも)に映す 終焉の姿
|
|
|