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林檎と灰の海の底。
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作詞 澪桜 |
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林檎がひとつ、在りました
深紅の深みの それでした
海の底へと 落ちました
僕は失うものも無く
灰色の街にいた
そこに色は無かった
こんなモノクロの時代
罪は、誰に
いつしか壊れた時計には
時を刻むことは不可能で
動く、と信じれば信じるほどに
狂った時は刻まれて
灰の世界で虹をみた
色は確かに在ったけど
僕の瞳には映らずに
きっと哀しかったから
だけど
涙も やがてモノクロに
林檎がひとつ、在りました
深紅の深みの それでした
海の底へと 落ちました
僕は知らずに泣いていて
せめて
涙は やがて透明に
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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