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冬の桜木
作詞 天野 星也
動けない私も冬が来たことを感じた
気付けば行き交う人間の息が白くなっていた
春になるまで枝に雪を支える日々がまた来る

だから余計に春を愛しく待てること
桜の私にとってはもう毎年のことね…
殺風景に囲まれ今日も私は思った

どれほどの人が私の下で
笑い夢を見たでしょう
私は桜 春になればまた多くの命に夢を見せる
それも私にとって毎年のこと

動けない私は暇と思うかもしれないけど
空をキャンバスに雲が描く絵はいつも違う
それに太陽がつける色もまた無限大

その絵を行き交う人は何枚覚えてる?
今の人間はそれを感じることができる?
そんなことを考えつつ今日も私は思った

どれほどの想いが私の下で
生まれ募っていったでしょう
私は桜 春になればまた多くの人の恋を見る
それも私にとって毎年のこと

どれほどの恋が私の下で
実り 時に終わったでしょう
私は桜 何度散っても咲かずにはいられない
それは人の恋と変わりない

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歌詞タイトル 冬の桜木
公開日 2003/01/05
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コメント 桜の身になって書いてみました。
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