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潤
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作詞 スズナ |
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焼けるような熱さ
貼りつくような渇き
誰か俺を潤して
2人で撮った写真
テーブルの上に
昨夜と変わらぬまま
投げ出されてる
濡れた髪
そのままでいた
きっと それが悪かったんだね
でも 聞いて
アルバムに写る君 愛しくて
誰よりも綺麗だったから
眼が離せずにいたんだ
相当 惚れ込んでいるよ
どうしようもないくらいに
霞んでいく視界
火照った体
鈍い頭の痛み
誰か俺を潤して
苦しくて 辛くて堪らない
限界まできて想うのは
君だけ
最後に求めるのは君だけだよ
ベッドから乗り出した腕
床の上に
冷たいその温度
心地好い
熱を持った体
無理矢理 起こして
そっとアルバムの君 閉じ込めた
もう 見ていられない
泣きたくなるほど恋しくて
誰よりも純粋な君だから
眼を奪われてしまうんだ
本気で溺れているよ
他に何も見えないくらいに
薄れる意識
だるい体
熱い吐息
誰か俺を潤して
何も聞こえない暗い世界だ
ここは一体どこ?
砂漠だろ?
オアシスに辿り着けない旅人だ
低めの体温 優しい
君の柔らかな手
感じたい
風のように髪 梳いて
水のように頬 撫でて
その全てで 俺を潤してよ
渇ききった涙
幾重もの跡になって
嗄れた声
君を呼んでいる
ここにいるよ ここにいるよ
君はどこにいる?
会イタイ
その心地好い腕の中で眠らせて
俺の砂漠に雨が降り始め
それは優しい体温に似てる
重い瞼 持ち上げたら
そこには君がいた
これってテレパシー?
俺が笑ったら
君は大粒の涙 零して
その微笑で
俺を潤した
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