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優しい雨
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作詞 瑠維 |
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いつの間にか降りだした雨が
私の頬を優しく濡らす
何も知らなかったあの頃と同じ様に
欲しいものは何も手に入らずに
指の隙間を零れていった
私はそれをただ見るだけしか出来なくて
泣いて 叫んで
「私を救って」と懇願していた
――誰か見知らぬ人に
運命の輪は廻った
時は過ぎ去っていた――止まることは無く
私に差し伸べられた貴方の手は
どこまでも暖かかった
今はもう何も知らない私じゃない
差し伸べられた手を無我夢中でしがみついていた
小さな子供じゃない
いつの間にか降りだした雨が
私の頬を優しく濡らす
どうかこの優しい雨が
貴方の元にも降りそそぎますように
私を救ってくれた貴方に
この想いが届きますように――
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