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真夏におわった恋
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作詞 ゆっぴん |
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露にはいろうとしたとき
あんなにうっとうしいと思っていたあなたのことが
あたしの中にいることに気づいた
うっとうしいのは
雨のせいでもなく 露のせいでもなく
ただただあなたの目線に腹立てていた
いっしょにいるうちにね
あなたのこと少しずつ知ってきて
“手に入れたい”って思ったんだ
“ともだち”
最初はそれでもイイって思った
“イマ”というこの瞬間(とき)が
楽しくてしかたないから
でもね。
思ったの。
“こいびと”になることができるなら
毎日がもっと楽しくなるんぢゃないかなって。
イッパイ イッパイ 勝手な想像を膨らませては
“愛”という塊が作りあがっていくの
大きくなりすぎて、パンクしそうなとき
露はもう明けていたんだ
まいにち まいにち
“こいびと”という目線でみつめるあたしに対して
まいにち まいにち
“ともだち”という目線でみつめるかえすあなた
わかっていたけど
1%でも可能性があるならって 気持ちを打ち明けた7月の終わりに
あたしの恋もおわったの
震えあがって 震えがとまったときには
泣いていた。
悲しいとか嬉しいとか そんなぢゃない
全部が入り混じって 言葉を失った。
声がでない代わりに 涙がでた。
可能性があるなら 後悔しないように伝えておこうよ
可能性がないなら これ以上好きにならないうちにあきらめようよ
そんなこと考えるんぢゃなかった
震えはとまらない
涙は意味もなく溢れてくる
目のまえに夏はやってくるというのに
私のとなりにはあなたがいないというのに
いじわるな太陽が 今日も私達を照らす
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