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-旅魂唄-
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| 作詞 森-sin- |
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小さな緑葉水面に浮かべて
流れろ流れろ誰よりも
兄様よりもほど遠く
姉様よりもずっと進め
僕が先にいきましょう
この葉を水面に浮かべましょう
誰よりも早く進めば
追ってくる葉も止められよう
見えぬ路は怖さしかないと
大事な温もり抱き締め
やがて温もり抱く術さえなくなろうと
忘れずや忘れずや
御心忘れずば
何も怖いものなどありはせぬ
ほら
小さな緑葉水面に浮かべて
流れろ流れろ誰よりも
父様よりもほど遠く
母様よりもずっと進め
僕がいきましょう
誰よりも早くずっと進みましょう
追ってくる若葉を摘み取って
再び水田に植える為
先にゆくのは怖かろう？
皆を置いてゆくのは怖かろう？
一人でゆくのは怖かろう？
忘れずや忘れずや
温もりさえ忘れずば
何も怖いものなどはないと言った
だから泣き泣き追いかけては来るなと
僕は笑って言った
命の若葉水面に浮かべて
父様母様兄様姉様
誰も誰も振り返らずに
僕がさきにゆきましょう
誰よりも早く
僕が水面に緑葉を浮かべましょう
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