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-捨て犬-
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作詞 森-sin- |
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ただ目が合っただけなんだ。
一生懸命箱から乗り出してさ
いっぱいいっぱいに尻尾を振って。
君、自分の状況わかってないでしょ?
なんて話しかけても
楽しそうにじゃれついてくる。
こっちが悲しくなってくるよ、ほんと。
健気だねぇ・・なんて。
気ぃついたら抱き上げてたんだ。
戸惑いの目。一瞬潤んだように見えた大きな瞳。
やっぱり・・・寂しかったんだよな?
寒かったよな?悪戯してく奴もいただろう?
どれだけ悲しいめにあったんだ・
あげたい。君を満たしてあげたくなった。
寂しいなら一緒にいてあげよう。
寒かったら暖めてあげる。
悲しかった分は僕が補ってあげる・・・
自信はないけど・・ただ、君の事守ってあげたくなったんだ。
その、小さな体に入りきらない悲しみ詰め込んで。
何もできないかもしれない。
でも、そんなものがどっかにいっちゃうくらい
愛をつめこんであげるよ。
変だな・・・
ただ目が合っただけなのに。
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