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タンポポ
作詞 りんご星
朝、寒くて早くに起きた
外が真っ白で白い物の上に足型がたくさんついている
窓は曇って所々、水滴が流れている
窓に「雪」って書いた
急いで着替えて外に出た
学校が休みかどうか気になったけど、それより雪の方が気になった
私は雪を手の上に置いて溶かして置いて溶かしてを繰り返した
手の感覚がなくなってきた
雪を蹴った
白い粉が空中を舞う
白い蝶みたい
何回も蹴った
けど、たくさん積もっていたわけじゃないから
すぐに地面が見えてしまう
場所を変えて蹴った
蹴った雪の下から緑の葉っぱが見えた
私が顔を近づけて覗きこむとタンポポだった
タンポポの葉っぱは地面にピッタリとくっついていた
タンポポの葉っぱが何でこんな風になってるかと言うと
寒さを防ぐためらしい
この事を「ロゼット」と言う
学校で習った
私の鼻のてっぺんに冷たい物が落ちた
また雪が降りはじめた
たくさん降って私が埋まるぐらい降ると良いな

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル タンポポ
公開日 2004/08/03
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コメント タンポポと雪
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