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欲望の森
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作詞 1989 |
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僕たちは大きな間違いを 真実だと思い込んで
すべてを壊していくだけ
僕たちは大きな間違いを 狂ったように信じている
すべてを壊し尽くすだけの 未来など見向きもせず
自分の未来も壊すだけ
すべてを壊しつくした後に 未来など残ってない
例えば誰かが間違いに気付いたとして
誰がそれを信じるのだろう
誰もがその誰かを狂ってしまったと言う
そんな世界に僕たちは根を張っているんだろう
気付けば罵声と暴力が振るわれる
そんな世界だとしても僕たちは根を張った
根を張ったものが自由に動けないのは当たり前のことなのに
無理矢理動こうとするのは僕たちだ
それを愚かなことだと言う物は
一人としているわけがない
欲望は加速していく
すべてが僕たちに背を向け 未来を望んだなら
僕たちは狂ってしまうだろう
例え初めから狂っていても 誰も気付かない
必要の無いことに気付いた誰かを消して
誰がそれを悔やむのだろう
誰もがその誰かを忘れてしまっているのに
そんな世界に根を張ったことを忘れてるんだろう
気付けば罵声と暴力が溢れ出す
そんな世界に変えてしまったのは僕たちだ
根を張って動けない僕たちをすべてが憐れみの目を向ける
無理矢理動こうとしても根を断てない
根を断てば生きていけないから
一人として根を断てない
欲望が根を張るだけ
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