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スタービスケット
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| 作詞 リンネマリン |
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俺の夢ん中に変な奴が出てきて
こう、言った『ビックスターになる気はない？』
ソイツは俺にビスケットを渡した
其処らへんのスーパーに一袋￥100で売られてそうな安っぽいビスケット
『なんね？コレ。俺に食べれって？』
出身が沖縄だからついつい鈍ってしまった俺の言葉を聞いて
そいつはアハハ笑って消えてった
夢から覚めて手ん中見るとあのビスケット
丁度、腹が減ってたもんだからバリバリと食っちまった
さて、今日も会社に行くか
布団から起きあがって
ツマラナイ日常を吐き出すあの都市に出掛けて行こうとスーツを着る
タンスの奥には俺の夢。なんだか気になって久々に触ってみた
一曲、弾いてみようか。
唄い出すと止まらなくなって会社に行く事も忘れてた
何で沖縄からここに上京してきたんだろうかと考える
あぁ、そうか。
俺はスターになるために、
歌う為に、このツマラナイ都市に刺激を与えに来たんだ。
今日は会社をズル休み。
他の会社に行くんだ。
そう、オーディションを受けに。
受かる自信はなかったけど。受ける価値はあると思うんだ。
少なくともあのくだらねぇ会社にいるよりは遥かマシだな。
俺はスターになるんだと餓鬼っポイ考えを持って上京してきた。
何時の間にかこのツマラナイ日常に流されて促されて忘れてた。
俺みたいな奴が自分の夢を思い出すために俺は唄う！
さぁ思い出せ！自分の夢を！！
お前！そんな所で立ち止まってる場合じゃねぇーんだよ！
そんな事出来るわけないと思っている奴等には
わからねぇー夢を俺らは持っているだろ？
スタービスケット
お前も食べてみろよ？信じねぇー奴はほっとけ。
（東京ドームって舞台から見るとスゲー威圧感あるナァ
え？外国？？俺、パスポート持ってないっスよ？！
はぁ？ドラマ？？俺が？？嘘で…マジ？！）
スタービスケット
食べてみろよ？ツマラナイ日常からお前の夢へと変わるぜ？
起きたらお前の手の中にスタービスケット
夢を持っている奴は食ってみな？
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