|
|
|
LAST SONG
|
作詞 HAZU |
|
そびえる丘の向こう
輝く大地に人は何を見た
終幕を彩る千の花に
震える哀れな我が身をうつして
沈黙の鐘が鳴る夜
たたずむ闇に鳴り渡る声
走れど見えぬ最果ての楽園
散らばる花びら 死んだ世界
旅人は腐りゆく肉体に
この世界の何を見る
偽りなど無い空の下
ただ現実に涙するだけ…
はびこる草木は名をなくし
あの日の丘も姿を消した
全ての物が形を失い
迫る終わりを待つだけ
あるかも分からぬ明日を目指し
手を伸ばしてはもがき苦しみ
流れる時間と一つになれず
触れられない楽園を見た
永遠に昇らぬ太陽が
この世界を罵倒する
偽りなど無い空の下
ただ現実に涙するだけ…
咲き誇る世の命たち
華麗なまでの過ぎたる時に
生きる価値さえ分からぬ我が身
広い宇宙の一つと知らず
終幕は舞い散る花びらと共に
今地上に降ろうとし…
見上げた空に光はあるか
この世界に命はあるか
偽りなど無い空の下
ただ未来を探していくだけ…
|
|
|